ねじに関する情報
様々な種類のねじがありますが、いったいどれを選んだらいいのか分からない方や、もっとねじのことについて詳しく知りたい方向けの情報を掲載しています。
"製造"について使用される用語の解説です。
切削加工
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素材から切る、削る、開ける等の作業から形を作る。
挽き物・削り物とも言われ製品寸法に適した棒材の丸材、六角材、四角材などの材料を、工作機械のチャックで固定し、それを回転させながら切削工具によって削ったり穴開け加工する方法です。
部品の形状、金型、精度、数量などの点で冷間加工等が困難、又は採算上不利な場合に利用される。
ただ、屑が出る、歩留まりが悪い、数が出来ない事などが欠点ではあるが、少量時、サンプル品等又、いかなる形状のねじも加工できるので、これが最大の長所である。
鍛造
↑ページ上部へ金属を加熱して叩きながら強度の製品を造ること、まさに鍛えながら物を造る事が鍛造です。
1.冷間圧造
コイル状の素材を加熱せずに、常温で一定以上の力を連続的に加えて塑性加工によって圧造成形することを、冷間圧造加工という。 塑性加工とは金属材料を曲げたり、伸ばしたり、叩いたりして、ある一定以上の力を加えて変形させると、もとの形に戻らない(塑性変形)性質があります。 また熱を加えてやると柔らかくなり、さらに加工しやすくなるという性質を利用したのが塑性加工です。 冷間圧造の特徴は素材をそのまま加工するため、切削加工と違い材料ロスも少ない上に、加工スピードも早く、熱間鍛造加工、温間加工に比較しても、熱による歪みも少ないため加工精度が高く金型によって圧造成形するので精度的に均一な製品を作ることができるためねじ量産品では最も普及している。
2.温間圧造
冷間でも熱間でも、形状、加工精度、生産性等の面で圧造が難しいような場合に用いられる。 冷間圧造と熱間圧造の中間の圧造加工方法で、SUS304等オールステナイト系のステンレスボルト、ナットの非磁性維持、工具消耗減、加工硬化防止のため、「ヘッダー」「ナットホーマー」で圧造する直前に「電気抵抗加熱機」で、瞬間加熱し材料を変態点以下の温度に加熱して塑性加工性を高め連続的に圧造する方法。
3.熱間圧造(鍛造)・高温圧造
加熱した材料を加工する方法で、熱を加えてやると柔らかくなり、さらに加工しやすくなるという性質を利用して材料の変態点(金属組織が変わる温度)よりやや高く、材料が溶け始める温度より, 低い温度に加熱するが、あまり高温に上げすぎると、溶融することもあるので適当な温度を選ぶことが大切である。 高温での加工は、加工による硬化も直ちに焼なましされ軟化するので、加工度、加工速度を高めることができる。 熱間圧造、高温圧造ともいう。
塑性加工
↑ページ上部へ素材を曲げたり、叩いたり、伸ばしたりして、形を作る。
ブランク
材料から切削または塑性加工した、ねじのない中間製品。
再結晶
塑性加工を受けた金属は、加工により硬く歪んだ結晶が、ある温度以上に加熱すると元の柔らかさに戻ります。
これは金属特有の現象で、歪んだ結晶が熱により正常な結晶に変化する為です。これを再結晶といいます。
そして再結晶が起こる温度を再結晶温度といい、鉄では350℃~450℃です。
変態点
金属および合金は凝固後でも、目に見えないが固体のままでその内部状態の変化、すなわち変態することが多い。
この変態するときの温度を変態点という。
弾性変形
変形しても元にもどる。
塑性変形
変形して元にもどらない。
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