鉄製のＳＰ座付きネジはタッピン(タッピング)ねじのなべ座付頭形状です。
ねじの呼び(サイズ)は、首下径ｘ首下長さmmです。
(長さ＝材料から外に出る頭部分は寸法に入れず)

■特長
ばね性能を持たせた頭部形状による緩み止め効果抜群のねじで、ＳＷ+平Ｗの作用を頭部の形状で一体化した省力化、低コスト化を実現するねじです。

タッピンねじとは、相手材（主に鋼材）の下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじです。
ねじ立て作業の手間を省き、塑性加工でめねじを成形するため、切粉がでません。
ねじ込みが低トルクでできる為、強いめねじが形成されます。

ＳＰ座付きネジは、ビス、平座、ばね座を一体成形したねじのため、ねじの頭部のツバがバネ性と座面陥没を防ぐ大きな座面になり、保持力を保ち、高い緩み止め機能をもったねじとなります。

■形状
ＳＰ座付きネジはビス、平座、ばね座を一体成形したねじ

■相手材
一般鋼材

・タッピンねじの特徴とご選定はこちらをご参照下さい。　

・用途により、多くの表面処理の種類があります御参照下さい。