■特長
・溝付きナット又はキャッスルナットと呼ばれる、ゆるみ止めナットの１種です。俗称で１種をキクナット、２種をキャッスルナットとも言います。

・通常の六角ナットにみぞが付いた形状で、相手材のボルトのピン穴とナットの溝部が合うようにピンを挿入する事で、ナットの回りを防ぎます。


■形状
・2種高型---みぞ部分が六角部から上に出て、ナットの高さがある。タイプで一番一般流通品でサイズも豊富。
・1種高型---みぞ部分が六角部に切り込みがあり、ナットの高さがあるタイプで小径サイズ中心。
・2種低型---みぞ部分が六角部から上に出てナットの高さが低いタイプで、ナットの高さが気になる所に使用します。　
・1種低型---みぞ部分が六角部に切り込みがありナットの高さが低いタイプ。ナットの高さが気になる所に使用します。
・規格での３種、４種は一般流通品はなし。

　
■材質
・ＳＳ材、ステンレス、Ｓ４５Ｃ、ＳＣＭ４３５

■ピッチ
・ミリ山並目、ミリ山細目、ウイットねじ、ユニファイねじ

■ピッチ(山と山の間隔)について
・並目--- 一般品（指定Or記載ない場合はこの規格となります）(例M10=p1.5)　
・細目--- 並目より細かい(緩みとめ）(例M10=p1.25)