鉄製 デルタイト-3種（クラウン精密工業製）タッピン(タッピング)ねじのナベ頭形状です。
高い締付力・切粉が出ない・ゆるみ止め効果・小ねじとの互換性（デルタイト-3）の特徴があります。

■寸法■
ねじの呼び(サイズ)は首下径ｘ首下長さmmです。
(長さ＝材料から外に出る頭部分は寸法に入れず)

■形状■
デルタイトねじは、ねじ部の先端にガイド用のテーパーをつけ、その円周上の３箇所に数山に亘りスプーン状の凹を設け塑性変形によって雌ねじを成形するねじです。

■特長■
タッピンねじとは、相手材（主に鋼材）に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじのことです。
ねじ立て作業の手間を省き、塑性加工でめねじを成形するため切粉が出ません。
ねじ込みが低トルクできる為、強いめねじが形成され、また保持力が高いため振動に対してもゆるみ止め効果が大きいのが特長です。

★ねじ部の形状の違いによって、"デルタイト-2種"と"デルタイト-3種"があります。
・デルタイト-2種：Ｂタッピンねじの2種と外径及びピッチが同じです。
・デルタイト-3種：小ねじの外径よりも、わずかに大きく、ピッチは小ねじと同じため互換性があります。

■相手材■
一般鋼材。


タッピンねじの特徴とご選定こちらをご参照下さい。


用途により、多くの表面処理の種類があります御参照下さい。