鉄 フランジナット セレート付き (細目)(紀州ファスナー製)

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  • 鉄 フランジナット セレート付き (細目)(紀州ファスナー製) 製品規格
鉄 フランジナット セレート付き (細目)(紀州ファスナー製)
六角ナットに大きい円錐状のつばを持ち、高トルクで締め付けができる為、戻り止め効果と、2点一体の為省力化も図れる、ゆるみ止めナット品です。
大きな座面に加工されたセレート(ギザ)は、付いているタイプが一般的ですが、ギザ形状のないタイプもあります。
主に、自動車、農機、弱電関係で使用されています。

・細目ねじ----並目より細かいピッチ(山と山の間隔)で、振動による緩み止めが大きな目的です。

並目ねじと細目ねじ使い分けのポイントは、
・並目ねじ-------- 一般品(指定ない場合はこの規格となります)
(例M12=p1.75) 標準品による経済性・締付作業性。

・細目ねじ(極細目)--- ゆるみ密さ微調整を必要・肉薄による強度不足 並目より細かい(緩みとめ)
(例M12=p1.25)(M12=p1.5))(M10=p1.0)



●ナットの形状
・六角平径部分に一般ナット同様に一般品と小型品(M8〜M12)があります。
 小型---2面幅(平径)が一般のナットに比べ小さい(例M8=12mm)


●ピッチ(山と山の間隔)について
・並目--- 一般品(指定ない場合はこの規格となります)(例M10=p1.5) 
・細目---- 並目より細かい(緩みとめ)(例M10=p1.25)


●ねじ山の種類
・ISO ねじ(表記M)---- 一般品(指定や記載が無い場合はこのです)
・JIS ねじ(表記M)-----M3〜M5まではピッチが違う(旧jisで古いねじ)
・ウイットねじ(表記W)-----ぶねじ(インチ呼称)とも言い、建築、設備等一部で流通


●その他用語
・左ねじ---通常の右ねじと逆の左廻り(反時計廻り)に廻した時にその人から遠ざかるねじ。
・平径(2面幅)-----六角又は四角のまっすぐな所どうしの間(径x約1.5倍)
・対角----六角又は四角の相対する側の一番遠い角同士の間(平径x約1.15倍)
・面取り---頂面、座面等の角部分を削り丸み等持たせ喰つきをよくする加工。
・ピッチ----隣り合う、ねじ山とねじ山の間の距離。
・リード----ねじを一回転させて軸方向に進む距離。
・座面----ネジ部品の締め付けの際、直接荷重を受ける面の部分。
・焼き入れ---鋼を硬くする処理。(焼き入れ品=S45C-H)(焼きなし品=S45C-A)
・フランジ(ツバ)---帽子のひさし部の様なでっぱりで緩み止め効果用。
・セレート(ナール)---相手材に接する面についているゆるみ止めの為のギザギザのこと。




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