皿ばねには、２種類あります。

（１）皿ばね座金(ねじ用) --- ねじの緩み止め機能が主目的の用途
・ボルトの締付け軸力に匹敵するバネ反力を有し、振動や衝撃等のねじの緩みを防止し、また、座面圧力を小さくする事により、締付部材のヘタリを無くして、安定した締付け軸力が得られる。

●六角ボルト用
・SDW-M●、（ねじ用さらばね、Ｌタイプ）
・PSW-M●、（ねじ用さらばね、Ｌ、Ｈタイプ）
・JIS B 1251 1種(ねじ用 軽荷重用)(JIS M●-1L)
・JIS B 1251 1種(ねじ用 重荷重用)(JIS M●-1H)

●六角穴付ボルト(キャップボルト用)
・キャップボルト用 軽荷重用(CDW M●-1L)
・キャップボルト用 重荷重用(CDW M●-1H)
・JIS B 1251 2種(キャップ用ボルト軽荷重用)JIS M●-2L
・JIS B 1251 2種(キャップ用ボルト重荷重用)JIS M●-2H



（２）皿ばね(機能用ばね) --- バネとしての機能が主目的の用途
・中心に穴のある円錐状に成形した、きわめて簡単なバネです。
・ばねの高さと板厚の比、及び直列、並列との組合せ方で種々の荷重特性が得られます。
・ばねに軸方向からの荷重がかかると円錐状の部分が弾性的に変形（タワミ）にバネ作用する原理のため、小さなタワミで大きなバネ力が得られのが特長です。　



・MDS皿ばね(呼び●-●1　軽荷重)(機能用ばね)特に頻度の高い商品を標準化品。
・MDS皿ばね(呼び●-●2　重荷重)(機能用ばね)特に頻度の高い商品を標準化品。


★軽荷重---４Ｔボルトの締付け荷重に相当するバネ反力
★重荷重---８Ｔボルトの締付け荷重に相当するバネ反力