■特長
・強度8.8TのS45C-Hの焼入れ材、六角ボルトで識別の為の数字８が頭部に刻印されています。
・細目ねじ---- 並目より細かいピッチ(山と山の間隔)で、振動による緩み止めが大きな目的です。
・小型ボルトとは、六角頭部の2面幅(平径、スパナ径)が一般のボルトに比べ小さいです。（例M8=12mm)
・主に自動車関係で使用されています。
・全ねじ（押ボルト）---六角雄ねじ首下から全部ねじが切れているものです。

■ピッチ(山と山の間隔)について
　・並目--- 一般品（指定ない場合はこの規格となります）(例M10=p1.5)　
　・細目---- 並目より細かい(緩みとめ）(例M10=p1.25)
　・極細目--- 細目より更に細かい(緩みとめ）(例M10=p1.0)
　・並目ねじと細目ねじ使い分けのポイントは、
　　　　並目ねじ-----------標準品による経済性・締付作業性
　　　　細目ねじ(極細目)---ゆるみ密さ微調整を必要・肉薄による強度不足