ねじに関する情報
様々な種類のねじがありますが、いったいどれを選んだらいいのか分からない方や、もっとねじのことについて詳しく知りたい方向けの情報を掲載しています。
鋼に含まれる5元素の働き
↑ページ上部へ元素 | 働き |
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C(炭素) | 炭素は、鋼にとって最も重要な元素です。 熱処理をし、さらに硬さ・強さを増加させる「焼入れ」のためにも重要な役割をして必要な元素です。 ただし含有量が多くなると、硬くなると同時に脆くなります。 |
Si(けい素) | 鋼の耐熱性、"硬さ""強さ"を増す元素、けい素が1%に付き引張り強さ約98Mpa上昇します。 |
Mn(マンガン) | 良く焼きが入るようなり、強じん性を与える働きをします。ハイテン(高張力鋼)には、1.2~1.5%入っています。 |
P(燐) | 有害な元素であり、寒いときに鋼をもろくする性質があります。 つまり、冷間脆性を起こしやすく、偏析(集団結合)を生じやすい元素の1つのため含有量は少ないほうが良い。 |
S(いおう) | 燐と同様有害元素です。燐とは逆に熱した時に鋼をもろくする性質があります。 つまり熱間脆性の性質があるため、含有量は極力少ないほうが良い。 |
特殊鋼に含まれる元素の働き
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Cr(クロム) | 摩耗に強く、耐食性を増加させる元素です。また、浸炭を促進し、焼入れし易くする働きもあります。 ステンレス鋼には13%以上含まれています。 |
Ni(ニッケル) | 鋼に耐食性・強靭性与え、粘り向上による低温時の耐ショック性を増加させ、熱処理をしやすくする働きもあります。 |
Cu(銅) | 耐食性をよくする働きもありますが、量があまり多くなると割れやすくなります。 |
Mo(モリブデン) | 焼入性(焼きの入る深さ)を増加させる最も優れた元素。 高温に加熱された時結晶粒の粗大化を防ぎ、高温引張り強さを増大させます。 ステンレス鋼の中でSUS316Lに2%含まれ耐食性に優れた働きをします。 |
Pb(鉛) | Pb(鉛)の添加によってさらに被削性を向上させます |
V(バナジウム) | 鋼の硬度・強度を増大させます。 鉄と反応して硬い炭化物を造り、結晶粒を細かくし強じん性を与えるため、耐摩耗性の向上にも役立ちます。 |
W(タングステン) | 高温における軟化抵抗が大きく、硬い炭化物を形成します。 |
Co(コバルト) | 鋼中に溶け込み耐熱性を増大させる元素です。 |
B(ホウ素) | 0.003%以下の添加だけで良く焼きが入る性質を与える元素です。 |
Ti(チタン) | 焼きを入りにくくする元素。ただし、ステンレス鋼に添加されると耐食性が増加します。 |
N(窒素) | 延性の低下を抑えながら強度を高め、材料の厚さ減少の効果があります。 |
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