鉄製のJIS４種、ABタッピン(タッピング)ねじの皿頭形状です。

■頭部■
頭部分の直径は呼びの2倍です（M4の場合8mm）。
皿角度は90度です。
取付け時に部材と面一となるため、出っ張りが気になる所に使用します。
部材と面一にするため、材料に皿形状のザグリ加工が必要です。

■寸法■
サイズはねじ径ｘ全長mmです。

■形状■
１種タッピンのように先端が尖っていて、ピッチは２種タッピンと同じピッチです。
市場にあまり出回っていません。

■特長■
タッピンねじとは、相手材（主に鋼材）に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじのことです。ねじ立て作業の手間を省き、ねじにガタつきがない為、ゆるみにくいのが特長です。
下穴の寸法は、材質や板厚等により作業性を重視すると大きめに、締め付け強さを重視の場合は小さめの穴サイズとなります。


タッピンねじの特徴についてはこちらをご参照ください。