・マイクロねじとは、日本写真工業会団体規格（JCIS）です。
・規格番号はJCIS10-70で精密機器用十字穴付き小ねじ（0番小ねじ）と言う名称で記述されています。
・一般ねじ(JIS B 1111)との違いは頭部　特に高さが小さい事で、1種で約50%、３種で30%低いです。
・1種と３種には、なべと皿頭がありますが、大きい方が３種です。
・#0番とはねじ用の十字穴の大きさを表す規格番号です。
・規格ではM1.4の#0番からですが、それ以下の径は製作対応品のため各社独自規格の中で”#00番”が存在します。
・呼称は色々ありマイクロねじの他に、精密小ねじ、0番小ねじ、カメラねじ、眼鏡ビス、等あります。
・当社では、タッピンねじのほかに、小ねじがあります。

【Ｐタイプ】
・プラスチック(可塑性樹脂)専用タッピンねじ。
・ねじ部の断面が、オニギリ形状（三角形）になっている。
・ねじ部は2条ねじで、繰返し使用してもネジばかにならず、可塑性樹脂の割れ、カケ、焼付も起こらない。
・適正トルクは1(1.4mmで1.1〜2.2kgf/cm)(2,0mmで1.5〜2.6kgf/cm)破断トルクは別途あり。

【Ｂタイプ】
・2種（Ｂ種）タッピンねじの改良品（ピッチが2種タッピンねじと同じ）。
・薄板やプラスチックに最適。
・ねじ部の断面が、オニギリ形状（三角形）になっている。
・適正トルクは1(1.4mmで1.1〜2.2kgf/cm)(2,0mmで1.5〜2.6kgf/cm)破断トルクは別途あり。