鉄製のJIS２種で先端に切り込みカット入りB1形のタッピン(タッピング)ねじの皿頭形状です。


■特長■
タッピンねじとは、相手材（主に鋼材）に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじです。ねじ立て作業の手間を省き、ねじにガタつきがない為、ゆるみにくいのが特長です。

下穴の寸法は、材質や板厚等により作業性を重視すると大きめに、締め付け強さを重視の場合は小さめの穴サイズとなります。

主に薄鋼板及び厚板（5mm以下）樹脂、硬質ゴムに適しています。

■頭部■
取付け時に部材と面一となるため、出っ張りが気になる所に使用します。材料に皿形状のザグリ加工が必要です。
頭部分の直径は呼びの2倍です。（M4の場合8mm）
皿角度は90度です。

■寸法■
サイズはねじ径ｘ全長mmです。

■形状■
先端2山から2.5山がテーパーになっており、2種タッピンの先端を1/4カットしてあります。カット部は刃の役割をして相手材を削っていき、ピッチは１種タッピンより細かいです。


タッピンねじの特徴についてはこちらをご参照ください。



【注】寸法図の長さ（L）については、ご注文、見積り画面のサイズ(型番)でご確認いただけます。