| 元素 |
働き |
| Cr(クロム) |
摩耗に強く、耐食性を増加させる元素です。また、浸炭を促進し、焼入れし易くする働きもあります。
ステンレス鋼には13%以上含まれています。 |
| Ni(ニッケル) |
鋼に耐食性・強靭性与え、粘り向上による低温時の耐ショック性を増加させ、熱処理をしやすくする働きもあります。 |
| Cu(銅) |
耐食性をよくする働きもありますが、量があまり多くなると割れやすくなります。 |
| Mo(モリブデン) |
焼入性(焼きの入る深さ)を増加させる最も優れた元素。
高温に加熱された時結晶粒の粗大化を防ぎ、高温引張り強さを増大させます。
ステンレス鋼の中でSUS316Lに2%含まれ耐食性に優れた働きをします。 |
| Pb(鉛) |
Pb(鉛)の添加によってさらに被削性を向上させます |
| V(バナジウム) |
鋼の硬度・強度を増大させます。
鉄と反応して硬い炭化物を造り、結晶粒を細かくし強じん性を与えるため、耐摩耗性の向上にも役立ちます。 |
| W(タングステン) |
高温における軟化抵抗が大きく、硬い炭化物を形成します。 |
| Co(コバルト) |
鋼中に溶け込み耐熱性を増大させる元素です。 |
| B(ホウ素) |
0.003%以下の添加だけで良く焼きが入る性質を与える元素です。 |
| Ti(チタン) |
焼きを入りにくくする元素。ただし、ステンレス鋼に添加されると耐食性が増加します。 |
| N(窒素) |
延性の低下を抑えながら強度を高め、材料の厚さ減少の効果があります。 |